女子美術大学 アート・デザイン表現学科

展示作品『ヒーリング・アート・プロジェクト演習』

「風景を聴く」ための4つの作品シリーズ

《設置場所》

抜里エリア

〇抜里アート回廊のルート各所

《作品名》

〇音のこしかけシリーズ〈視る〉

女子美術大学 3年次:大川野絵・角ひより

音のこしかけシリーズは、ボインボイン山の音を「聴く」ための空間です。
私たちの耳には意識せずとも音が入ってきます。
このこしかけでは音を可視化することで、聞こえている音のひとつひとつに意識を傾けることを試みました。

〇音のこしかけシリーズ〈遮る〉

女子美術大学 3年次:大川野絵・角ひより

音の聞こえる方向や音量が変わると、不思議と環境の感じ方も変わります。
背後に感じるのはどんな景色でしょうか。遮られた音の在処と正体を想像してみてください。

〇音のこしかけシリーズ〈出会う〉

女子美術大学 3年次:大川野絵・角ひより

このこしかけは音のこしかけシリーズの中で一番空に近いところにあります。
色々な方向を向いて、あるいは誰かと一緒に座って耳を傾けてみたら今までに感じたことのない音と出会えるかもしれません。

〇妖精のささやき

女子美術大学 3年次:伊東里咲、陳霜怡、西塚笑子

この作品は、ボインボイン山で聞こえる様々な音を妖精たち のささやきと捉え自然の音に耳を傾ける作品です。川のせせ らぎや落ち葉を踏む音、鳥の鳴き声、雑木の梢を吹く風の音 などボインボイン山からはさまざまな音が聞こえます。大き く口をあけた森の妖精たち。耳を澄ますと森の妖精たちがお 話ししていたり、鳴いていたりとさまざまな想像ができます。妖精たちを通して音を聞き、妖精たちの周りの自然から音を 感じてみてください。

〇かなで

女子美術大学  3年次:近藤 亜衣莉、佐野 美夏

遊び心のある音を詰めて、抜里に住む方々のユーモアを表現しました。
叩いたり、響かせたり、風に揺れたり、その場にきた人それぞれの遊び方で音が変わります。白一色に統一することで風景との差別化を図り、音に集中できる空間を作りました。ぜひ風景と共に、抜里の回廊から聞こえる自然の声と、自分自身で奏でる音のアンサンブルをお楽しみください。

〇ヌクリ☆浄土

女子美術大学 3年次:李采恩、伊東香耶、小島渚

抜里に伝わる伝説や、山を上り下りする人々の挨拶。
” 繋がり ” という多元的な言葉の神秘性に着目し、鑑賞者と抜里に新たな温もりを繋げるための『境界』を山の頂上 – 浄土 – に設置する。鈴のようにそよぐ茶漉しの音は昔ながらの遊びである『波ざる』から着想を得ており、大井川のせせらぎに見立てて次元の拡張、接続を試みている。